2016年2月4日木曜日

「豊中の生きものたち」米田昌弘さん写真展

この病院の患者様の多くは、北摂を生活圏とされている方が多くおられます。
そこで、今回の展示では、身近な風景の中に見いだせる生きものたちをテーマにした写真展を企画しました。



写真撮影・展示に協力してくださったのは、豊中市在住のカメラマン、米田昌弘さん。豊中市で写真事務所を経営しておられます。


今回の写真は、昨年6月ごろより撮りためていただいた作品です。
撮影場所を伺うと、「そんなところに?」と意外なものもありました。



 
私たちが日々、生活しているすぐそばにこんな風景があったのか・・・と新鮮な驚きがあります。
生きものたちの目線にググッとよった作品に思わず、引き込まれました。
 
 

撮影を終え、米田さんも「当たり前に見てきた生きものたちが、改めてたくましく生きているんだと感じました。」とおっしゃっていました。

みなさんも、ぜひ、たくましく生きている生きものたちの世界をご覧になってください。

2月末までの展示となっています。

(秋山)



福笑い

ギャラリーも年末年始バージョンに展示替えです。

2年ぶりの福笑い。

パーツを握りしめ、目をつむって挑戦してみてください。

どんな、表情になりますか。おたのしみ。。。

年忘れ、年初めに、笑って福を呼びこみましょう!

秋のコンサート

毎年、恒例の秋のコンサートを行いました。
お天気にも恵まれ、さやかな秋空の下、患者様、ご家族様に音楽のひと時を過ごしていただきました。



今回の演奏者は、ルーチェさん。
歌の和田友紀菜さん、ヴァイオリンの宮崎裕梨さん、ピアノの白坂亜紀さんの3人のアンサンブルグループです。
和田さんは、関西出身の方ですが、今は東京を中心に活動されているプロのヴォーカリストさんです。

 
 
患者さま・ご家族様にも、小さなマラカスや鈴などを持っていただき、「どんぐりころころ」や「村祭り」など、楽しく歌いました。
 
また、「情熱大陸」、「オペラ座の怪人」など、情緒たっぷりに演奏して下しました。
 
徒歩で来られた方、車いすで来られた方、酸素ボンベを引いて来られた方。皆様病状は違いますが、音楽会の後半は、体を音楽に合わせて揺らしながら聴かれたり、歌詞を口ずさんだりと、それぞれに楽しんでおられる様子でした。

「しののめ」山本真由さん写真展

山本真由さんの写真展「しののめ」を開催しました。


紫陽花(あじさい)のつぼみが少しずつ膨らみ、花となり、枯れ、そしてまた新たに芽吹く。その様子を撮影したモノクロ12枚の連作です。


しののめ=東雲。日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に茜色に染まる空のことを意味します。
 約半年の間、毎回、空が白みはじめてから9時ごろまでに撮影したものだそうです。

山本さんは、朝の光の中で撮影するのが好きだそうです。
山本さん曰く「この時間帯は、始まりと終わりが混在するところ。」
丸い輪でいうと、ちょうど端と端が重なるところだそうです。



命の営みを凝縮したような作品になっていると思います。
3年前のかわいらしい野菜の写真とは一味違う作品となっています。
どうぞお楽しみください。