2016年9月15日木曜日

秋の水辺の風景~トンボ写真展

夏の暑さはどこへやら・・・。朝夕がすごしよい気候となりましたね。

秋の気配が感じられるこの時期にぴったりの写真展、「トンボ展」を開催しています。


撮影者の高野さんが、近畿地方を中心に、日本各地をくまなく歩かれ、長年に渡って撮り貯められた様々な種類、表情の水辺のトンボたちです。

 素人の感覚では、トンボは秋のもの・・・という感じがしますが、実は春先から秋にかけて、思ったより長い期間、私たちの周りにいるそうなんです。





タイトルと共に、撮影場所、撮影日時も記載してあります。
今回の作品は、は関西で撮影されたものばかり。皆さんになじみにある場所で撮影されたトンボも見つかると思います。


「夕や~け 小やけ~の~赤トンボ~♪」
しばし、童心に戻り、トンボたちの世界に目を向けてみてはいかがでしょうか?




皆で花火を打ち上げよう!(2016)

今年もこの季節がやってきました。
参加型展示「花火展」です。

夜空に見立てた紺色の神をギャラリーに張り出しました。
丸いシールや、水玉型に切った折り紙シールを貼っていきます。
病棟へ続く廊下なので、患者さま、ご家族様、加えて職員も通りかかった方はどなたでも参加自由です。


参加方法は簡単。
準備してある丸いシールや、水玉型に切った折り紙シール思い思いにを貼っていきます。
約一か月半の会期のうちにどんな花火が打ちあがるでしょうか?


 
さて、夜空の麓にもご注目ください。
一昨年は、京都・大阪・神戸の三都物語。昨年は、三都に奈良を加えた四都物語でした。
 
今年は、趣向を変えて、エッフェル塔に凱旋門・・・





 自由の女神・・・・



 ウエストミンスター橋にビックベン・・・パルテノン神殿・・・
 
 
 夫婦岩に伊勢神宮??
 
さて、おわかりでしょうか?
 
じつは、先日、伊勢でサミットが開催されたことをうけて、参加国と開催地の伊勢にゆかりの場所を描いているんです。
 
世界中の都市の夜空を思い浮かべながら、花火を打ち上げてみるのも楽しいかもしれませんね。
 
 
さて、約1か月後の花火の様子です↓
賑やかになってきましたね!
 
 
 

2016年9月14日水曜日

七夕コンサート(2016)

七夕を控えた6月29日、一足早く七夕コンサート(院内巡回型)を行いました。

この病院では、秋と春に約60人ほどの患者様やご家族が参加される音楽会が開催されます。

この時の開催場所は、病棟から離れたホールや野外スペースなので、体調によっては参加したくても足を運べない・・・という患者様もおられます。

そんな方のために3年前から、病棟内の食堂を会場にミニコンサートを行っています。
1つの病棟で30分ほどのミニコンサート。今年は、2つの病棟を巡回しました。




演奏は、今年も「アンサンブルおっとっと」さんにおねがいしました。
ソプラノの松本真奈さん、ヴァイオリンの東瑛子さん、ピアノの奥田藍さんの3人組のアンサンブルです。


「七夕」、「浜辺の歌」など季節にぴったりの曲目では、歌詞カードを見ながら、口ずさんだり、音楽に合わせて体を動かしたり、皆さんそれぞれに楽しんでおられました。


もう一つの病棟の様子。
「雨に唄えば」、「ムーン・リバー」など、情緒たっぷりの曲も演奏されました。

アンコールの「いつでも夢を」は、歌詞カードにないにもかかわらず、会場から大合唱でとても盛り上がりました。

コンサート終了後、希望される方は、おっとっとさんとの記念撮影タイム。
今日の記念に1枚、パチリ!
 
 



山本利明さん 写真展

6月7月は、山本利明さんの写真展「ある日ある時の風景」、「塔のある風景」を開催しました。

カメラをもって全国を回り、様々な風景を撮影されたそうです。
 
病棟へ向かって左側は「ある日ある時の風景」。



病棟に向かって右側は、「塔のある風景」です。


 

 ここで、山本さんのプロフィールとして、山本さんから伺ったお話をご紹介したいと思います。

昭和2391日生まれ、おとめ座の山本さん。

写真を趣味として始めたのは、仕事をリタイヤした60歳過ぎから。ご自分で 納得できる作品を撮りたい!と思い始められてとのこと。


若い頃は、登山(峰歩き、岩登り)・バイク・釣りといろいろな趣味を楽しんで こられました。特に釣りは25~6年と長い間親しんでこられました。写真に関しては、20代にしていたことがあるそうですが、その頃は、まだ白黒作品が主流で、カラーの色を出すのが難しく、やめられたとのこと。


定年を迎えられたのをきっかけに、写真を最後の趣味として決め、取り組んでこられたとのこと。

活動の場として、仲間を募り、写真サークルの立ち上げもされました。

 

写真に対する思い・今回の個展に対する思い・・・


 

「わがままだったからこそ、できたと思う。」

と、ご自身の性格について話しておられました。

「自分の納得できるものを撮りたい!」という一途な思いで、日本各地の様々な風景にカメラを向けてこられたそうです。

いままでに一生懸命撮影してきた作品を、今回の個展で多くの方に見てもらうことができたことを大変喜んでおられました。